2018.01.12 musical 刀剣乱舞~つはものどもがゆめのあと~レポ

早速ゲームから離れちゃったけど、どこにも出さずに書き溜めてたのでここに投げてしまおう。

開演まで
第一部
第二部
総括

開演まで
お友達から、刀剣乱舞の舞台に行きませんか?とお誘いを受け、ホイホイついて行った。刀剣乱舞はゲームも少しプレイしたし、アニメも花丸・活劇を見た。とても好きな作品だ。
舞台とかライブ(?)とか2.5次元の方にも展開しているのは知っていたが、詳しくは知らなかった。
何か歌って踊って客は団扇とサイリウムを振るらしい。そんな程度の知識で見に行きました。ニワカ上等。
今回の舞台は三条の刀(一部)+源氏刀のキャストということで、時代設定は平安時代後期~鎌倉時代初期とのこと。三日月宗近とか今剣は知っているけれど、源氏刀の二人は名前と簡単な設定(兄貴が弟の名前をいつまでも覚えないとか)ビジュアルを存じ上げている程度。
会場の日本青年館はすごくきれいなところでした。


第一部
いよいよ開演。早速子狐丸の舞から始まる。思ってたより和風テイスト強い。開始早々に舞て。

音声「見事だ子狐丸」

えっ???誰???この声誰???

小狐丸「ぬし様が迷われた時はいつも舞をせよとお命じになるので」
ミュージカルに審神者いるのか~~~!

渋いいい声でした。仕え甲斐ありそう。
しかし、迷った時に呼びつけられてその度踊るだなんて…この本丸の小狐丸も苦労してるんだなあ。
後、衣装が実際に三次元化すると、胸の辺りのベルト?の装飾がめちゃめちゃセクシーですね。ありがとうございます。

ダンディー審神者の心配事とは、本丸に新たに顕現した源氏の重宝である髭切と膝丸が、同じ源氏の刀である今剣と岩融に何か悪い影響を与えてしまうのでは…というもの。
どうやら以前の厚樫山公演で、その二人に源氏絡みで良くない何かがあったらしい…が、私はミュージカル版初見のためそこまでしかわからなかった。
そうですか…と一緒になって心配する小狐丸。いい子か。

そんな心配を他所に、新参の刀二振りが登場。
真っ白な出で立ちで、ゆったり優雅に足を組む姿が印象的な髭切。
対照的に、黒の装束でビシッと姿勢正しい膝丸。

この二人、めっっっっっっちゃかっこ良くないか??????
えっ…源氏刀人気人気とは聞いてたけれど…こんなに素敵な刀たちなの…???

他の刀剣男士と違い、詳しく彼らのことを知らなかったために心の準備が整っていなかった。シンメトリーのビジュアルパワーをモロに受け、動悸と動揺が止まらないかっこいい。

白と黒の装束で並び立つ姿が本当に美しい。願わくば死ぬまでに一度あの間に挟まれたい…。
イラストで拝見した時も素敵だと思っていたけれど、三次元化すると破壊力が30000倍ぐらいになった気がする。
特に、お兄さんの方のズボンのシルエットは、二次元にしか許されないラインだと思っていた。具体的には、太ももまでは生地がピチッと肌に沿っているのに対し、膝から下には普通のズボンと同様ゆとりができる…といった二次元に良くあるかっこいいシルエット。
三次元だと、ピチッとしたズボンはスキニーになる。
ただ、スキニーは足全体へ生地がぴったり肌に沿う造りになっているため、お兄さん着用の衣装とは、出るラインがちょっと違うのだ。衣装作製者の方、本当にありがとうございます。あなたは間違いなく稀代の天才です。(謎の太鼓判)
それに、兄弟の衣装の至る箇所にタッセルのような飾りがついていて最高です。ゆらゆら揺れてさあ…ほんと…美しい…。
動くものを目で追ってしまうのは人間の動物としての本能なので、これは抗えない、抗えないよ…。

源氏兄と意気投合する三日月さん。
三日月さん、口調はゲームと同様におじいさんなのに、体が若さに満ちあふれている…。生命力がすごい(?)

三日月「世話されるのは、好きだぞ」

この三日月、他人から世話を受けずとも、絶対に自分でめちゃめちゃ動けるぞ…。生命力がすごい(二回目)

立ち姿が鮮やかで壮健なんですよね。
若い役者さんが演じられているので、当然と言えば当然なのだが、ゲームの「三日月宗近」のお爺さんキャラの刷り込みが強いせいか、爺口調と若さ溌剌な身体のギャップがすごい。
三次元化するとこんなに強烈な存在感を持つのか…流石天下五剣。目が惹き付けられて仕方ない。
それに、三日月さんもマジで美しい。絵画じゃん?すみません、語彙が死んできた。

それにしても、太刀が4本揃うと壮観ですね。刀、ましてや太刀なんて博物館で遠目に見たことがある程度。実際に人間が腰から提げていると大変長大に見える。
こんな立派な刀提げられるのなんて、間違いなく貴顕の人だけだな、と実感。

心配していた岩融、今剣とも平和に顔合わせを済ませ、良かった良かった。
岩融はヤンチャそうだけれど優しさ溢れるお兄さんでしたし、今剣は無邪気で「あ!うちの本丸で見た子では…?」と錯覚するほどにかわいくて二次元。
それにしても、髭切兄さんはすぐに段差に腰かけすぎである。優雅にゆったり組んだ足が美しい。その姿まるで印象派絵画の如し。お耽美すぎませんこと?

顔合わせもそこそこに、審神者から出撃命令が下る。

「髭切、膝丸の記憶を頼りに、鎌倉幕府成立の歴史を守護せよ。隊長は今剣!」

おい!!!!!!
心配してたくせに何でメンバーに今剣と岩融も入れるんだ!!!人員不足か!!!!どこも世知辛ぇな!

立派に隊長の任を果たしてみせます!と訴える今剣…うう…健気で強い子…頑張って、マジで頑張って。私はここで見ていることしかできないけれども(当たり前)

いざ、出陣!
次々と刀剣たちがキメ台詞を放つ。これ知ってる!ゲームと一緒だ!すごい!

そして、音楽が流れ始める。こ、この前奏は…!ミュージカルの予習として友人が貸し出してくれたCD(厚樫山公演)に収録されてたあれだ!!!!強く強く鍛えし鋼(歌詞)だ!
刀剣乱舞の『刀剣乱舞』!知ってる !

物語のスタート、そして知っている曲ということも相まってテンションが爆発的に上がる。
うおー!かっこいい!!!

そこから先の話の展開を書き出すと、いつまでもレポートが終わらない気がして何だか遠い目になってしまったので、簡単に感想を書き出す。

【物語全体への感想】
史実パートにめちゃめちゃ力が入っている
伏線回収しまくりの作り込まれた緻密なストーリー
ミュージカル刀剣乱舞、蓋を開けてみれば、はちゃめちゃに重厚なストーリーでした。
どうせ刀剣男士メインで史実ってそんな重要じゃないんでしょ?とナメきっていた。全身全霊でお詫び申し上げます。
私は歴史物にこだわりが強い方なのだが、これは純粋に面白い!と素直に思った。
史実と違うとか云々の文句の付けようがなかった 。史実とフィクションとがを緻密に組み上げられていて、物語としての完成度がとんでもなく高い。
例えば、今回の公演タイトルの「つはものどもがゆめのあと」は松尾芭蕉の句の引用だ。
松尾芭蕉は江戸時代の歌人だが、今回の公演は源氏が活躍した鎌倉時代の話。時代が違うなあと開演からずっと疑問だったのだが、きちんと意味がありました。あまりにも綺麗に伏線回収されていくものだから、ただただ感心するしかできなかった…。すごい考えられてる…面白い…。すごすぎて息切れしてきた。
更には、主役である刀剣男士たちだけでなく、持ち主であった義経や頼朝、藤原泰衡なんてサブに追いやられがちな人物の背景や性格、心情まで丁寧に描かれていて、純粋にミュージカルとしても大変面白かった。

殺陣がめちゃめちゃかっこいい!
刀剣乱舞の醍醐味と言えば、何と言っても刀剣男士たちが本体である刀を振るって戦う姿!ゲームでも各刀剣男士たちの勇敢に戦う姿とボイスがとってもかっこ良かった。

ところがどっこい、ミュージカルでは戦闘シーンが全部動くんですね!(当たり前)

まず、こんなに殺陣をじっくり見る機会が中々ない。時代劇でも刀を使うシーンを見る機会はあるが、時間にしてみればほんの僅か。刀身が踊る様を見て、改めて刀とは流麗な武器だなと思った。

勿論、刀のアクションの間に挟まる蹴り等の体術も痺れるほどかっこ良かったです。

ミュージカル特有の演出なのかもしれないが、全員がくるくると高速で刀を回転させ、揃って納刀する姿のかっこよさときたら!言葉にならない。
今回は太刀が多い構成。かっこ良くノールックで納刀することは難しい とテレビでアクション演出を手掛ける方がお話しているのを聞いたことがあるが、刀身が長ければ長いほど難しいのだろうか。
そこの裏話も聞いてみたいところである。裏話なんてどこで聞けるかって、円盤しか心当たりがないので、円盤買います。

刀剣男士の生きざまが美しく、かっこいい!
会話パートでは三者三様の「長く在ったモノ」として培った個性を爆発させていた刀剣男士たち。特に、三日月や髭切はあっちへフラフラこっちへフラフラ。しっかり者の子狐丸や膝丸に半ば介護されていた。かわいい。(魅了されてしまうと何でもかわいいと言うタイプのオタク)
しかし、戦闘シーンでは打って変わって戦場をひらりと舞う勇ましさに胸を打たれた。
太刀が多いこともあり、長い刀身がキラリと煌めくのが最高にかっこいい~~~!
源氏の史実と向き合う際には、同じ刀剣男士と言えども、歴史や人物に対する考え方の違いが明瞭に出ていたのもアツい。互いを思いやり、時にぶつかり合いながらも前に進んでゆく彼らの姿には感動しました。

【キャラクターへの感想】
三日月宗近
口調と身体の健やかさのギャップがすごいという感想は前述した通り。最初はギャップに戦いていたが、そんなものはすぐに吹き飛んだ。今となってはあれが三日月宗近ですが何か??という気持ち。
でっかい花造を持って歌いだした時は、何か宝塚でこんなの見たことある と思ったが、そんなことは些事であった。
次の瞬間には、今さっきそこから摘んできた瑞々しい蓮の花を持って舞い踊る三日月宗近がそこにはいたのだから…。天女様ですか?
そして、歌がとんでもなく上手い。どうするんだ…見た目でこれだけダメージ受けていたのに、お歌までお美しいのですか…。
ストーリーではとんでもない業を背負っていていらして、もう駄目だ…好き…。
小狐丸との戦闘シーンは迫力満点。

それにしても、やっぱり三日月さん、めちゃめちゃ動けるじゃないですか~~~!

介護なしでもやっていける と確信した。
むしろお世話不要のところ申し訳ないのですがお世話させてください。

小狐丸
ミュージカルを見て、私は小狐丸への認識を改めた。

君、めちゃめちゃかわいいな。
かわいいというより、最早いじらしいの域。

それまで小狐丸って、個人的には「主の前ではゴロニャンしてるけど本質は野生で化かす狐」というイメージが強かったのだが、ミュージカル版を見て思い出した。

そうだ、狐って犬の仲間なんだった。

忠義に篤く、遠回りだけど仲間想いで気も遣えるとか、審神者からすれば最高の臣下じゃないですかね?
こんなに心砕いて尽くしてくれているんだもの、ねだられたらねだられた分だけ毛を整えちゃうよ~~~。べったべたに甘やかしちゃうよ~~~。主は小狐丸のこと、大好きだよ~~~。
いかん…著しく知能指数が低下してしまった…おそろしい…これが小狐丸の包容力…。

岩融
これだけは言わせて欲しい。

袈裟からチラリと覗く腕、最高。

お話では今剣のことを思いやったり三日月と衝突しつつ優しさについて学んだり…実際のところ、今回は今剣ではなく岩融の成長物語なのかもしれないと思うほどに内面がクローズアップされていた。
不器用だが真っ直ぐな優しさ…プライスレス。

今剣
かっっっっっっっっわいい。ゲームで見たまんまの今剣がいた。
ぴょんぴょん跳ねたり笑ったり泣いたり…はあ~~~~~~(クソデカ溜め息)愛しい。
それ以上の言葉が出てこない。
ゲーム(※私がプレイしていた時点の話)では、あまり彼らの性格とか内面とかは良くわからなかったのだけれど、ミュージカル版は見た目=年齢の設定。子どもの見た目のとおり、無邪気な様子の今剣がひたすらにかわいいが、岩融を思って子どもっぽく振舞いもするという…子どもでいて、大人のような不思議な魅力があった。

髭切
美しい ただひたすらに 美しい。心の川柳。
白くって、外見も中身もふわふわ。でも、戦闘シーンではガラリ一変。厳しい表情を見せ、ギャップがすごい。華麗な回し蹴りには見とれました。
ふわふわしているように見えて、真相に一番に迫ったのが彼。「長いこと刀をやっていると、大抵のことが何でも良くなるんだよ」という台詞があったが、どうでもいいこととどうでも良くないことの見極めがしっかりついているのがかっこよすぎる。
今まで良く知らずに生きてこられたなと思わずにはいられないほどに沼でした。

膝丸
フリーダムな三条と兄貴の介護に奔走したしっかり者の膝丸くん。そういう苦労性っぽい子が大好きなので、見れば見るほどに好きになってしまった。
見えないものを見ようとして望遠鏡を覗きこん…ではいないが、それに近いことをした兄貴に対し、「俺には見えるものしかわからない」とズバリと言ってしまうあたり彼の竹を割ったような実直さが表れているなと思った。
戦闘シーンでは、腕一本の側転を披露し、惚れないわけがなかった。源氏の重宝がしゅごい…。
生真面目一本で通すのかと思いきや、「俺だって不自由してないぞ!」と自信たっぷりに言い放つなどお茶目な一面もあって沼。
最後にお兄さんに名前呼んでもらった時の喜びようと言ったらない。本当に良かったね。

第二部
ミュージカルが終演し、20分休憩に。興奮冷めやらぬまま友人に感想を伝えると同時に、色々刀ミュについて教えてもらいました。ありがたい。
ミュージカルが終わると、ライブパートがあると聞いていたので、サイリウムを拝借。貸してくれて本当にありがとう。
ペンラを持つとアイマスオタク兼ジャニオタの血が騒ぎますね!
念のため、友人に確認。
私「ライブって立って応援するの?」
友人「いや、座ってだよ」

座るの!?!?!??!!

危なかった。アイマスでもジャニーズでもライブは立ちが基本。同じノリで立つ気満々であった。危うく厄介客になるところだった。
無知とは恐ろしい。

危ない橋を渡りつつ、ライブパートスタート。

早速お兄さんが出て来て踊り出す。

えっ?誰だ???もしかして、刀たちの俳優さんが素顔そのままで踊るのか???そしたら誰が誰だかわからんぞ…と、ざわざわしたが、杞憂だった。その直後に三日月宗近

ふわっふわな衣装で現れました。

おじゃ魔女ドレミシリーズの最後の方そんな服だったな?と懐古せずにはいられないぐらいにはかわいい服装。ライブパートはファンシーな衣装なのか。
そして歌を披露。ミュージカルの時も思ったが、伸びやかな歌声が美しい。

めっちゃ普通に横文字使うけど。

三日月宗近の口から流暢に横文字が飛び出してくるのは中々の衝撃だった。

座って見るということもあり、会場が静かな熱気に包まれるという、今まで体験したことのない空気感に晒される。
ほら…ジャニーズって、アイドル出てくる→ファン絶叫→ペンラぶん回す って感じが基本だからさ…この静かな興奮が新鮮すぎた。

そうこうしている内に全員が集合。みんなドレミちゃんばりのふわふわ衣装。色ちがいなんだねー。ほっこりしたのも束の間、デュエットやらソロ曲を次々と披露してくれる。

ミュージカルで何となく察してはいたけれど、膝丸の身体能力が高過ぎる…かっこいい。
踊りがキレッキレ。後で友人に教えてもらったが、ダンス系のお仕事をされていた俳優さんなのだとか。納得のキレ。
お兄さんの方も、バレエを披露。
バレエのジャンプってあんなに高く長く跳べるものなのね。まるで天から一本の糸で吊られているような、重力を感じさせない優美なジャンプでした。
源氏の重宝が重宝すぎてしんどい。

順番に楽曲を披露し、次に全員が揃った時には衣装が変わっていたんだ。
さっきまでふわふわ衣装だったが、打って変わってぴったりとした七分丈ほどの衣装にチェンジ。子狐丸が常時腹チラしていたのが気になって仕方ない。
早替えで急いでいたのか、膝丸くんの上着のインナーの裾部分が、ちょっとだけぐちゃっとなっていたのが最高にキュートだった。
しかも驚きなのは、刀剣男士が客席に降りてくる。ひえ~~~近くを横切るよ~~~。
ステージ上で見ていても美しかったが、やはり間近で見るとその類い稀なる美しさが良くわかる。こんな綺麗な造詣の人間をお造りになった神に感謝を捧げずにはいられない。
今剣ちゃんかわいいな!?ウィンク最高…。
三日月さんは舞台上で拝見したよりも瞳が青く見えて、美しさがより常世離れしている。
至るところでどっかんどっかん嬉しい悲鳴が上がっているよ…。何が起きたんだろうな、きっと素敵なことなんだろうな。

あまりに身近で展開される美しい光景に、思考力も語彙力も下がりきった頃、まさかの義経公がステージに登場した。
おもむろに優雅に舞いはじめる。しかも、バックには太鼓を叩く弁慶と頼朝、泰衡つきである。


えっ、義経公もパフォーマンスするんだ???


というか、冷静に考えて義経公の舞いに頼朝公の伴奏って…

もの凄い歴史的瞬間に立ち会っているのでは????

ミュージカル刀剣乱舞、とんだエポックメイカーだ。
しばらくはあまりの衝撃に固まっていたが、何とか心を落ち着けパフォーマンスを見てみると、これまた太鼓の演奏技術が高いこと。

えっ、歴史上の人物の俳優さんって、もしかして一般的な俳優さんではないの??
奏者か何かですか????えっ俳優と奏者どっちが本業の人なんですか?????

心を落ち着けたと言ったが、その後瞬時に大混乱である。
そして、心が落ち着くこともないままに、それは起こったのである。

刀剣男士が、際どいノースリーブ姿で現れる。

いや!!!!なんでだよ!!!!なんで登場する度に一枚ずつ脱衣していってるの!?!?!?そういうショーなの!??!?!(違う)
そんな混乱を他所に、男士たちはうっすらと透ける白い着物を持ち、ヒラヒラと舞いを披露。
そういうショーなの!?!??!!?(違う)
いやもう…皆体綺麗すぎやしません?特に三日月さんとか背中めちゃめちゃ出ていたけれど、傷一つないツルッとした肌でしたよ…。絹のような という表現ってこういう時に使うのかと感心してしまうほど滑らかなお肌…。
あと、これは皆さんに共通していたのだが、

脇、ツルッツル。

全員脇が綺麗…。見とれるを飛び越してどうお手入れしてるんですか??って聞きたくなるほど。
いよいよ自分が何を見ているのかわからなくなってきた。
目の前に広がる世界が美しいことと、色気が溢れていることだけはわかる…。ペンラを振る手が疎かになる。

溶けてきた思考力でも薄々気付いたことがある。
刀剣男士が一旦ステージ上を去り、また戻ってきた時には一段身軽な装いになっている と。
今再び刀剣男士が舞台袖に消えた。
また一段と軽装になるのか?いや、もうこれ以上脱ぐものなんてないよね。三日月さんに至っては背中半分ぐらい出てたぞ。
そんな心配半分期待半分も束の間、彼らが再びステージに姿を現した時、

全員がいつもの和装に戻っていた。

そして流れ始める『刀剣乱舞』。

その姿、まるで戦に赴く直前の如し…えっ、公演開始に時間巻き戻ってる???私がさっき見たツルッツルの脇と綺麗な背中は全部幻だった…???
どういうこと?私は幻を見ていた…?????

次に気がついた時は拍手喝采のカーテンコールだった。
何これ…すごい…きっと時空を旅したのだわ、私。

総括

色々ありすぎて大変長くなってしまったし、最後は混乱を極めたが、これだけは言える。

舞台刀剣乱舞は、いいぞ。

一度見れば中毒間違いなしです足を運ばれたことのない方は是非!
舞台自体や俳優さんの知識がなくても十二分に楽しめました!

また…行きたいな(禁断症状)

~完~